睡眠・血圧・ホルモン・自律神経

冬に眠っているのに疲れが取れない理由

──睡眠時間より大切な「冬の睡眠の質」の話

「しっかり寝ているはずなのに、朝から体が重い」
「冬になると、なぜか疲れが抜けにくい」

そんな感覚を持っている人は、実は少なくありません。

睡眠の悩みというと、
睡眠時間が短いことに注目されがちですが、
冬の不調の多くは「時間」ではなく、
睡眠の質が下がっていることが原因です。

今回は、
冬に睡眠の質が落ちやすい理由と、
美容・健康にどう影響するのかを
仕組みから整理します。


冬は「眠れているつもり」になりやすい季節

冬は日照時間が短く、
外出や活動量も自然と減ります。

その結果、

  • 布団に入る時間が早くなる
  • 起きる時間が遅くなる
  • トータルの睡眠時間は確保できている

という状態になりやすい。

一見すると、
「冬はよく眠れている」ように感じます。

しかし実際には、
体は十分に回復できていないケースが多くあります。


冬に睡眠の質が下がる3つの要因

① 自律神経の切り替えがうまくいかない

寒さは、体にとってストレスです。
体温を保つため、交感神経が優位になりやすく、
リラックス状態に切り替わりにくくなります。

布団に入っても、
体は「休む準備」ができていない。
これが、眠りが浅くなる大きな原因です。


② 血流が悪くなり、回復効率が落ちる

冬は血管が収縮しやすく、
手足だけでなく、全身の血流が低下します。

血流が悪い状態では、

  • 筋肉の回復
  • ホルモンの分泌
  • 老廃物の排出

これらがスムーズに行われません。

つまり、
寝ているのに回復しきらない状態が起こります。


③ 生活リズムが乱れやすい

年末年始や寒さの影響で、
食事時間や就寝前の行動が不規則になりがちです。

特に、

  • 寝る直前までスマホを見る
  • 体を冷やしたまま布団に入る
  • 夜遅くに食事をとる

こうした習慣は、
冬の睡眠の質を大きく下げます。


睡眠の質が落ちると、美容と健康に何が起きるか

睡眠中は、
成長ホルモンをはじめとした
回復・修復に関わるホルモンが分泌されます。

睡眠の質が下がると、

  • 肌のターンオーバーが乱れる
  • 体脂肪が落ちにくくなる
  • 血圧や自律神経が不安定になる
  • 疲労が慢性化する

といった変化が、
少しずつ積み重なっていきます。

冬に
「肌も体調もいまひとつ」
と感じる人が多いのは、
この影響が重なっているからです。


冬の睡眠で見直すべきポイントは「環境」

冬の睡眠改善というと、
サプリや特別な対策を考えがちですが、
まず見直すべきは環境です。

  • 寝室が寒すぎないか
  • 布団に入る前に体が冷えていないか
  • 光や音で刺激を受けていないか

睡眠は、
体が「安心できる状態」でないと深くなりません。

冬こそ、
無理に頑張るのではなく、
回復しやすい環境を整えることが重要です。


Beauty Labが考える、冬の睡眠との付き合い方

Beauty Labでは、
睡眠を「努力で改善するもの」とは考えていません。

睡眠は、
整えば自然と深くなるものです。

冬に眠りの質が落ちるのは、
意志が弱いからでも、
年齢のせいだけでもありません。

季節による変化を理解し、
それに合わせて整える。

それだけで、
美容も健康も、大きく変わってきます。


まとめ|冬の不調は、睡眠から立て直す

冬に感じる不調の多くは、
睡眠の質の低下が関係しています。

「ちゃんと寝ているのに疲れる」
と感じたときは、
睡眠時間ではなく、
眠れている状態かどうかを見直してみてください。

Beauty Labでは、
睡眠・自律神経・血流・ホルモンといった
見えにくい部分を、
これからも構造的に解説していきます。

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP